今の自民党はちょっと…という人(主に無党派層)は
雪崩を打ってそっちに宗旨替えするのでは、と思う。
しかし、現状では、そういう意味でいちばんまともに見えるのは
幸福実現党だったりするので、有権者はたなびかない。
有権者の一時の気持ち次第で、例えば補選とかの小さな選挙では
議席配分が入れ替わることはあるでしょうけど、
これが総選挙や参院通常選挙、また都道府県議会など
全議席(参院の場合は改選議席全て)をかけての戦いとなると、
どうしても自民党に入れる人が増えるでしょうね。
因みに、立憲民主党の次の内閣には防衛大臣が居ないとか
(安全保障大臣とやらは居るそうだが、それでは
軍備に関わる大臣がいなくなるので、意味がない
…要は共産党と組むが為の「対話のみの大臣」でしかない)。
恐ろしくて票なんかくれてやれない…こういうのがその縮図ですよね。
あとは…未だに言うかという人もいらっしゃいましょうけど、
やっぱり、2009-12の旧民主党政権の体たらくは、
どうしても有権者の記憶に残っていて、
しかもその時の首相のうちの一人が、未だに活動家みたいな書き込みをして、
風化を防いでくれてますよね(笑)。
裏金キックバックで枝野が「収支報告書に記載すれば全く以て問題ない」と
立民議員のそれは徹底的に庇ってみたり、
旧統一教会の問題でも…これは何回か書いたかもだが、
自民の知らなかったは「知らないはずがない」とクビ獲りにかかるのに、
立民の知らなかったは「知らなかったごめんちゃい」で済ます。
こういう、野党議員の一挙手一投足をフラットに見ているだけで、
自民が如何に支持率を下げても、それが所謂「立共社れ」への
追い風にならないってのは、火を見るよりも明らかなわけで。
要するに、有権者が求めているのは、ちゃんと政治やってくださいってこと。
もちろん、裏金問題での政倫審は必要かもしれない。
でも、なら自民だけじゃなく、枝野が言うとおり
立民にも裏金作ってた議員が居るわけで、その人も出席させて欲しい。
都合の悪いときには「数の論理」で批判するけど、それは
小数でも居たときに、ちゃんと責任を負うなりとらせるなりしてきてこそ
使える論理であって、立民に、そんなことありました?
そういうことです。
野党側で、上に書いたいろいろな事象ががまともにならない限り
「いろいろあってもなお自民」なんて人は多いと思いますよ。
ではでは。