乃木坂46の早川聖来さんが、同グループのライブなどを演出していた
演出家SEIGO氏から「パワハラがあった」旨の発言をし、話題になってます。
この件で、SEIGO氏は釈明を行うとともに
乃木坂の演出家の任を辞したようです。
演出に熱が入る余り、厳しい叱責の言葉が出るのは、
致し方ない面もあるとは思います。
ただ、それにも許容範囲はある。
演出に…ひいてはライブの完成度に関わってくるような
文言ならば少々厳しくても許されるかもしれないけど、
「死ね」とか「ブス」とかとなると、パワハラやいじめになったり、
昨今富に話題になる「ルッキズム」の面からもダメなわけで。
おいら(今年50)くらいから上の世代なら、
そういうのを、子供の頃には言ったり言われたりしてきましたから、
ひょっとしたらストライクゾーンが広くて許容できるかもしれない。
ですが、乃木坂に限らず女性アイドルとなると、
年齢は高くてもアラサー前後までの人が殆どで、ってことは
彼女たちの幼少期には、今ほどではないにせよ既に
そういう物言いが批判される時代でしたから、
「そういう人たちを預かる身」なら、口に出す前に考えないといけないでしょうね。
この件を受けて、SEIGO氏は乃木坂以外の演出からも
外されはじめているようですが、まあ致し方ないでしょうね。
そもそも論として「乃木坂46ライブ演出業」を
「解任」「解雇」とされなかっただけでも、
運営の温情を感じるべきでしょう。
とともに、おいらも少々口が悪い面があるので
(昔勤めていた職場で、「祖母と孫」並みに
年が離れていた事務員さんとただ雑談しているだけで、
同僚から「喧嘩してるの?」言われたことがある苦笑)、
今まで以上に気をつけようと思います。
で、騒動本筋については、第一幕が終わったところ。
これからは、運営が早川さんにどういう動きを見せるかに移りました。
ファンの「早川さんに対する賛否」が、少なくとも発言内容に関しては
二分するようなことではなく、「彼女を応援」で一枚岩になっていると思うので、
この件に関して「彼女に不利に働く言動」が少しでも見えれば、
ファンの方はSEIGO氏に対してのそれよりも
はるかに厳しく、運営を批判・非難するでしょう。
運営がそこを見極められるか否か…まずはここに注視ですね。
ではでは。