ペンギン池に落ちたことが大きな話題になってます。
主な論調としては、
・池に落ちることでペンギンが怪我する可能性があった
・動物の尊厳を蔑ろにした
が大きなものでしょう。
1つ目に挙げた「ペンギンが怪我する可能性」に関しては、
額面通りでいいと思います…番組や日テレがしっかり謝罪と賠償をし、
今後起きないようにする対策を立てるべきだと思います。
2つ目に挙げた「動物の尊厳云々」に関しても、
それが実際に存在し、動物(今回ならペンギン)自身が
「軽視された」と思っているのなら、こちらも額面通りでいいでしょう。
しかし、はたしてそうなのか?
これは誰にも…しかも、おそらく未来永劫分からない。
バウリンガルやミャウリンガルといった、
犬や猫の言葉を翻訳するといわれている機械も存在しますが、
これも現状はおもちゃの範疇でしかなく(アマゾンでもおもちゃカテゴリ)。
これで犬猫の言葉が本当に分かっちゃうのなら、
「散歩?ごはん?こたつ(入る)?」などと
うちのオカンが毎日聞くことはなく、
明日にでもおいらはバウリンガルを買ってきます(苦笑)。
ちょいとそれましたが、意地悪な言い方をすると、
その人の「動物に対する思想・立ち位置」を
動物を使って代弁しているようにも見えるわけで。
あと、二枚舌とも思います…定期的に
「世界で一番醜い○○(犬だったり魚だったり)がギネスに載った」と
いう記事を見ますが、あれはいいんですかね?
動物の尊厳至上主義者が喚いてるの、見聞きことないんですが。
動物にも意思があることは分かってきていますから、
もっと研究が進めば、それが人間と比べてどこまで明確なのか、
簡単に言うと喜怒哀楽や嫌悪感をどこまで発信しているのか
分かってくるかもしれませんが、それがもし
「2023年時点の人間の推測」と全く違っていて、
それで謹慎だとか干されるだとかした人が居た場合、
「再審」的なことをして「無罪」を勝ち取れるようになるのでしょうか?
それこそ、未来永劫分からないんでしょうけどね。
もちろんおいらだって、犬を飼っていますから、
人間が得手勝手で「自然界にはない行動」をし、
それで動物たちが苦しんでいるのを観るのは嫌ですよ。
でも…反面教師として学習し、自分だけでもしないようにする。
問題本筋は、前述しましたが、当事者間の問題として処理する。
問題に関わってない…少なくとも自分たちが今回のペンギンのような
被害者になる可能性が万に一つも無いのであれば、
外野が声を上げるのは、少し過剰な気がします。
もし、外野が言わないと治らないのであれば、
ガンガン大声を出してもいいですし、おいらもそうします。
「治らないのがマスコミ」と言ってしまえばそれまでか(苦笑)。
ではでは。