2017年01月25日

4330:天災の責任。

100%の人災じゃない以上、
地球を訴えない限りどうしようもないと思う。
 
おいらが、よく例えに出すのが、2005年12月…もう11年以上経つのか…の
「JR羽越線脱線転覆事故」。

走行中の列車が、局所的な暴風で浮き上がり脱線・転覆、
死傷者を生んだ事故です。

これ以降、鉄道事業者が風速計の設置箇所を増やしたり
地元気象台などと連携するなどして
より緻密に風の状況を把握しようと企業努力し、
もちろん強風下の運転基準も厳しくして、
それまで以上に定時性・運行率よりも安全性を優先するようになりましたし、
強風以外の様々な天変地異でも同様に対応し、
それまでも世界一だった客の安全性重視の姿勢がより強固になりました。

で…結果どうなったか。
当然、運行率や定時性は落ちますが、それは利用者の安全のため。
ところが、「このくらいの天気(風に限った話ではない)で止めるなボケぇ」と
駅員を殴ったりする事件が起きる
ようになってきました。

そういう人に限って、走らせて事故ったら
やれ謝罪だ賠償だと喧しくなる
んです(断言)。

ましてそれが、鉄道のような運行者判断ではなく、
自己判断でどうとでも出来るようなものだとしたら…それこそ

「台風のまっただ中、田んぼが心配と見に行き流される」

で裁判してる人は…ほぼ聞かないですよね。
「雨でマンホールが浮いてそこに入った」と
やってる人は聞いたことがあるような記憶もありますが、
それも、大雨ニュースレベルで「気をつけて」って言ってるレベル。
過失相殺にはなるかもしれないけど、100-0で勝利なんてのは有り得ない話。

例えば警報が出てた・規制がかかってた・避難指示が出てた…などなど、
種々ありますが、それを生かすも殺すも最後はその対象となる人々の判断。

日本にその基準は厳密には無いけど、例えば「避難命令」が出ても
(福島第一原発事故など「『警戒区域の指定』→許可者以外の立入禁止」という形はある)
自分で動かない人は動かないし、
逆に避難勧告や気象警報が出ていない段階でも、
台風がまともに来るのが分かってて、
すでに通過した場所の被害が大きくなっているニュースなどを見て
自主的に避難する人も居る。

ましてや、当人ではなく遺族による裁判だと、
極論すれば、亡くなった人が
「これやってて死ねるならそれも本望」
とか思っている可能性だって有るのに、
それを無視されて、果たして亡くなった人はどう思うのか…。

おいらはアクティブな趣味は持ってないけど(あえて言えばドライブくらい)、
もしそういうことをはじめるなら、予め念書・誓約書のたぐい…
「◯◯やってて天災で死んでも、どこにも文句言わないでね」的なことを書こうかな…と
思うくらいに、ここ数年の「天災の責任を問う事象」を見てて思うようになりましたね。


ではでは。
posted by いなちゃん at 16:32 | 香川 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の私感2017 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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