と聞かれれば、おいらは真っ先にこの人を挙げます。
加藤初。
広島相手にノーヒットノーランを達成したのは
おいらが三才の頃なので記憶にないんですが、
そのあと…実に7年ぶりの完封劇…
阪神相手に掛布の1安打のみ・無四球に抑えた
所謂「準完全試合」の記憶のほうはすごく鮮烈です。
おいらの記憶の中では、もう一回、広島相手に
1安打完封1-0の勝利みたいなのもあるんですが、
いくら検索しても前述した2試合のことしかヒットせず、
また、その記憶も一回にヒット打たれただけの無四球完封って記憶なので、
前述した阪神戦と、ノーヒットノーランとは別のどこかで
いいピッチングした広島戦がごっちゃになってるんだと思います
(笑…実際にそういう試合もあるのを知ってる人は教えてください)。
「鉄仮面」の異名のとおり、飄々と投げる…
そんなに力感があるとか馬力で投げるとかではない(少なくとも現役後半は)のですが、
それでも140キロを超える速球を投げ、
フォークを主体とした変化球もあり、とにかく好きなピッチャーでした。
…おいら、渋め渋めを追うんですよね。
キャッチャーも山倉より笹本が好きだったり、
淡口−山本功児の打順6−7番が好きだったり。
松本・河埜・篠塚・中畑・原・淡口・山本功・山倉・加藤初。
…おいらが好きだった頃の巨人の打順です(何書いてんねん笑)。
…笹本さんはあまりスタメンでは出なかったので、
現実的になると、どうしても山倉さんになっちゃう(笑)。
…そういえば、功児さんも亡くなったの、今年でしたね…。
西鉄−太平洋(現・埼玉西武)の頃はおいらが生まれた頃なので
当然記憶になく、故に巨人時代の話ばかり書きましたが
「80年代巨人のいぶし銀選手の代表」
みたいな人だった気がします。
合掌。
ではでは。
確かに、良い投手でした。
本文中にもあります通りで、それほど凄いボールを持っているわけでも無いのに、とにかく投げていて気付くと結果を出している投手だった気がします。
心から哀悼の意を表します。
「スピードガン以上に速く見える」とか
「見た目以上によく曲がる」とか、
そんなタイプのピッチャーでしたね。