・讀賣新聞『2013年 読者が選んだ10大ニュース』に一言ずつ。
今日は〔日本編〕を…。
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元記事はこちら → 「2013年読者が選ぶ日本10大ニュース」
1位:2020年夏季五輪・パラリンピックの開催地が東京に決定
(得票率93.21% / 得票数7,689)
最後の最後にケチつけたバカが居ましたが(苦笑)、
嬉しい出来事には変わりなく。
東日本大震災やそれに伴う種々事故・事件からの復旧・復興していく姿を
国内外(国外だけじゃないのが情けないですが)にみてもらうための
一助として有効だと思います。
個人的には、
「東京は平面だけじゃなく立体的に一度区画整理するべき」
だと思っているので、その一歩になれば良いと思います。
で…勿論、7年後に主力となるであろう若きアスリートの方々が
しっかり活躍できるよう、「良い東京」になって欲しいものです。
2位:富士山が世界文化遺産に決定
(得票率92.33% / 得票数7,616)
ゴミ問題などで何度も挑戦しては落選…という状況でしたが、
今回は事前調査・会議などで候補外とされた「三保松原」も含めて、
構成要素として申請された25点全てが同時登録…嬉しい誤算と言えましょう。
ただ、登録されたからには、厳格な管理や遺産の維持などが求められます。
「観光客が増える」だけでなく、入山者の管理やゴミの徹底管理など、
今後の状況によっては新たな法整備や厳罰化なども含めた対応をしないといけないかも。
入山料(入山税?)なんかは、そのはしりかもしれないですね。
とにかく、日本の最高峰にして霊峰をきっちり守っていく…これも五輪同様、
日本を挙げてやるべきことだと思います
3位:参院選で自民、公明両党が過半数獲得、ねじれ解消
(得票率70.41% / 得票数5,808)
まあ、安倍内閣の政権運営の堅実さを見れば、当然のはなしでしょう。
勿論、野党のスカタンさが自公連立への追い風になった面もありますが。
「投票率が低かったから実際には民意の信任を得ていない」とか宣う勢力もありますが、
自民党政権になると、何故かこういう声が増えるわけで。
しかし、民主党も2009年総選挙では、過半数に満たない得票率で308議席を獲得…
というか、郵政選挙の時には言い、政権選択選挙の時には言わず、先の総選挙では言う…
どんだけ偏向してんだよ。
4位:楽天が初の日本一
(得票率65.79% / 得票数5,427)
投手陣がよく抑えました。
打線も、ここぞと言うときに相手の守護神・西村を打ち崩すなど、
ペナントレース以上の戦いが出来たんじゃないでしょうか。
巨人は…打線がとにかく下がったままでしたね。
「打線は水物」とはよく言ったものです。
5位:長嶋茂雄氏と松井秀喜氏に国民栄誉賞
(得票率63.11% / 得票数5,206)
「チョーさんは遅すぎる」「ゴジラには早すぎる」など、
色々議論のあった同時受賞ではありますが、
「富士山と三保松原の関係」じゃないけど、
そういう感じで見れば、納得の受賞でありました。
安倍政権も好調ですから、政権浮揚は関係ないし、
変なタイミングで出せばそう見られることくらい、安倍さんも分かってましょうしね。
何はともあれ、改めましておめでとうございます。
6位:伊豆大島で土石流災害、死者35人
(得票率60.99% / 得票数5,031)
上位30位までには入っていませんでしたが、
今年は京都市内・福知山市などでも豪雨被害が発生するなど、
これまで豪雨被害が発生しなかった(少なくともおいらの記憶にはない)場所で
数多くの天変地異が起きた気がします。
やっぱり、地球がおかしくなってきているのでしょうか…。
7位:消費税率8%への引き上げ決定
(得票率51.29% / 得票数4,231 )
本当は、もっと上位に入ってもいいような気がしますが、
「増税やむなし」の空気も強く、また自民党政権下では
ある程度既定路線だった(野党時代からその必要性を訴えていた)ので、
この辺におさまったのでしょう。
まだまだ景気回復の途上でもありますし、腰折れの懸念もありますが、
とにかく有効に使ってもらいたいです。
8位:楽天の田中投手が連勝の新記録
(得票率49.76% / 得票数4,105)
WBCでは不調で、シーズンに入ってからも決して本調子ではなかったのですが、
それでも要所は抑え、徐々に調子を上げ、シーズンを終わってみれば24勝0敗。
…というか楽天の貯金の殆どは、彼とルーキー・則本の貯金。
勿論、打線の援護や守備に助けられて勝った試合もありましょうけど、
さすがにそれだけでは24勝0敗なんて成績にはならない…。
マー君は来シーズンはおそらくメジャーに行ってしまいますが、
今年の勢いそのままに活躍して欲しいものです。
9位:安倍首相、TPP交渉参加を表明
(得票率44.10% / 得票数3,638)
当初アメリカなどが目指していた年内の交渉妥結には至らず。
参加各国が自国の利益を主張しているからこそでしょう。
日本も、当初マスコミや反対派が言っていたような
「対米従属」にはなっておらず、主張すべきはしているようで。
一方で、「聖域五項目」のなかでもこれまで対日輸出の少ない産品では
妥協する動きも見られ…「和戦両様」と言ったところでしょうか。
まあ、実利を目指せば、そうなって当然ですが。
これからも、0か100かではなく「中庸な目線」で注視したいと思います。
10位:ホテルなどで食材偽装の発覚相次ぐ
(得票率34.54% / 得票数2,849)
単純に考えれば、政府が「食糧自給率をせめて4割まで上げよう」とか言ったり、
各自治体を挙げて「地産地消をしよう」と言っているなか、
数多の高級料理店・一流ホテルばかりにそんなのが集まるはず無いんですけどね(笑)。
で…マスゴミ。
例えば「ほこたてのヤラセ発覚」と、時期が思いっきりかぶるんですよね。
だからかどうかは知らないけど、報道も過熱気味(特にフジは笑)。
で…年末のここに来て、この件の続報、何か伝えられていますか?
「○○ホテルが対策を打った」とか、誰かニュースで聞いたことありますか?
ないでしょ?
謝罪会見や辞任会見は、散々流したのにね。
秘密保護法に関する報道にしてもそうでしたが、知る権利を一番侵しているのは
政府でも不祥事を起こした会社でもなく、マスゴミなんです。
例えば、首相なり閣僚なりが会見開いたり説明したりしても、
それを報道しなければ、我々市井の民からすれば、
「首相や閣僚が会見した」ことにはならないですからね。
この辺がなおらないことには、秘密保護法があろうがなかろうが、
我々の知る権利なんか風前の灯であります。
総評…紙面には2008年以降のトップ3も載っているんですが、
これまでは必ずどこかに「国内の暗い話題」が入っていました。
列挙してみると…
2008年1位…中国製毒餃子事件
2009年1位…民主党に政権交代(笑)
2009年2位…新型インフル流行
2010年1位…尖閣沖の巡視船と中国工作船の衝突事故
2010年3位…口蹄疫
2011年1位…東日本大震災
2011年3位…福島第一原発事故
しかし、去年今年とそれがない。
これも、日本がいい方向に向きつつある証左なのかもしれませんね。
来年はもっと良くなって、10位全てが慶事になってほしいものです。
明日31日は、海外版をお送りします…ではでは。