６３０：松坂６年６１億金本３年２８億ワンナイ打ち切り

第６３０回。昨日は失礼致しました。完全復活？です。
今日のネタは…

１）松坂、６年６１億で合意、明日正式発表へ

２）阪神、金本に３年２８億を提示か？

３）「ワンナイ」、視聴率低迷で打ち切り

の３本でーす…下世話ネタばかりだなあ…。

　
１）難航していた西武・松坂大輔投手のレッドソックスとの契約交渉。
６年契約・総額６１億円で合意し、明日にも正式発表される見通しだそうです。


「松坂、６年６１億円でついに合意！」（MAJOR.JP）


…すごい額ですなあ。落札金と合わせれば、この人１人に１２１億円…。
ＷＢＣなどで実力は折り紙付きとはいえ、まだ一度もマウンドを踏んでいないのに…。

アメリカ本国でどのような声が出ているのか知りませんけど、
明らかに「松坂不在」の、もっと言えば「ボラス氏の１人芝居」な交渉でしたね。

マージンが何％だか知りませんけど、テメエへの実入りＵＰのために、
高値で交渉を重ねる…ポスティング制度の弊害、などを語る以前に、
ボラス氏の人となり・人格だからこそなせる技、だったかもしれません。

まあ、時間はかかりましたが、合意したということは、金額・年数に関係なく、
松坂選手にはプラスですから、これからは、野球に専念してほしいものです。



２）一方、阪神・金本知憲選手に、球団は３年契約・総額２８億円を提示するとか。


「球界最高！金本に３年28億円提示へ」（デイリースポーツ）


…来年３９歳になる金本選手。
フツーならもう引退しててもおかしくない年。
しかし、連続フルイニング出場を続け、衰えるどころか進化を続けています。

松坂のように、長期契約を結ぶのはさすがにむずかしいでしょうけど、
それでも３年契約は長期のうちでしょう。

また、金額的にも、大魔神・佐々木の６．５億（年俸のみ）には及ばないものの、
年棒６億・出来高払いＭＡＸ２億、再契約金１億と、総計ではダントツ日本人トップ。
それだけ球団が放したくない証拠でしょう。

…阪神といえば、ほんの一昔前は「ドケチ球団」と言われ、
オフになるとお金の話でもめていました。
今年は、関本のあくび騒動はありましたが、金で大もめという話は聞かない阪神。

ただ、もし他の選手が割を食らっていると思ったら、
これまでとは違う意味で「大荒れ更改」になる可能性があるかもしれません。
だからこそ、阪神もトリに金本を持ってきたんでしょうけど…。

この情報リークが吉と出るか凶と出るか…ある意味面白そうです。



３）フジテレビのバラエティ番組「ワンナイ」が、視聴率低迷で来週最終回だとか。


「フジ「ワンナイ」視聴率低迷で終了へ」（スポニチ）


…「全員集合」「ひょうきん族」「ごっつ」を見てきた世代のおいらからすれば、
ここ最近の「ワンナイ」だとか「はねとび」だとかは、何が面白いのか分かりません。
（初期の数回を観ただけで、見限っているわけで…）
だから、「終わって然り」なんて思ってしまいます。

昔のコントは、制作者と出演者が激論の上でのネタ、と聞いたことがあります。
今でもそうなんだとは思いますが、そもそものレベルが低いのか
（持ちネタをやるときは面白いんだから、演者のせいとは思えませんが）、
「自主規制」なるバカげた存在のせいなのか、理由は分かりませんが、
昔からの伝統である「コント作家」「漫才作家」が作り上げるネタとも違い、
面白さを考えた成果が見えず、「浅さ」を感じてしまいます。

「ガキの使い」のように、企画・構成に加わるダウンタウン松本さんを中心に、
制作スタッフと演者が大激論を交わした上での番組、というのは、
面白いネタを提供し続け、視聴率も稼ぎ、結果として長寿番組になっています。

「笑点」にしても、大喜利メンバーと構成作家が議論をして、
よりよいネタを提供しようとする姿勢があるからこそ、４０年以上続いているのでしょう。

しかし、そんな番組は、もう少数派なのかもしれません。
バラエティに限らず、ドラマにしてもニュースにしても、果てはＣＭに至るまで
ＴＶから流れてくる音と画像の大半が、レベルダウンしているように見えるのは
おいらだけでしょうか？


ではでは。