・震災で打ち上げられた大型漁船を保存するか否かで賛否両論…気仙沼
の一本で。
1)東日本大震災による津波で宮城県気仙沼市に打ち上げられた大型漁船を、
未来に向けて保存するか否かで、議論が巻き起こっているとか。
「打ち上げ船保存に反発…被災者「見ると悔しさ」」(讀賣新聞)
難しい問題ですよね。
事故や事件・災害を風化させまいと、
車両など当該物件を保存するというのは特に最近よく行われることですし、
阪神大震災では、地震の原因となった野島断層の
一部を保存する…などということもやられています。
「北淡震災記念公園 〜野島断層保存〜」(公式サイト)
「野島断層」(「Wikipedia」より)
一方で、安政南海地震・津波における「稲むらの火」のような伝承、
あるいは文献・石碑など、直接的な残し方をしない方法は、
過去から連綿と行われていますし、現代においては、
BDやDVDなどの「資料媒体」として、より事実に近づいた残し方も可能です。
「稲むらの火」
「安政南海地震」
(いずれも「Wikipedia」より)
記事にもありますが、保存にはお金がかかりますから、
当然のことながら、そういう方向性からも考えるのは
全く以て正解です…勢いで保存したわ、その後放置されて
ボロボロになった…というのはあってはなりませんし…。
皆さんが納得できるような方法が見つかればいいのですが…。
ではでは。