2006年02月10日

323:藤田元監督逝く国数理増?明日は…

第323回…今日も日本ネタ2題で。

1)元巨人のエースで…
二期七年間監督を務めた、藤田元司さんが亡くなりました。享年74。



(巨人ネタということで、まずは報知新聞記事をズラズラっと)

「藤田元司さん死去 低迷巨人を2度救った名将」

「藤田さん、人を生かす「烈の人」」

「原監督悲痛 「恩師以上の恩人」ずっと見守っていて欲しかった」

「中畑さん「無言のおしかり」教わった デーブ号泣「ステーキ2枚食えよって…」」

「慶大後輩由伸「本当に残念」」


巨人だけでなく、球界全体からも追悼の声が聞こえてきます…。


「ドラフトで原を引き当て「息子ができた」…藤田元司さんを悼む」(サンスポ)


…巨人の「2代目背番号18」として、現役8年間で119勝88敗の成績を残し、
スカウトや大洋(現横浜)のコーチを経て、長嶋監督の後任として昭和58年からの
3年間と、5年のブランクを経て王監督の後任として平成1〜4年までの間の
合計7年間巨人監督を務め、4度のリーグ優勝、2度の日本一に導きました。

最近では四国アイランドリーグ「愛媛マンダリンパイレーツ」アドバイザリースタッフ
されていました(氏は愛媛県西条市出身

「すぽると」の前身「プロ野球ニュース」のキャスターとしておなじみ(かなり古いが)、
佐々木信也さんは、慶應大学の同期で、藤田さんが投手、佐々木さんがショートでした。

第一次政権では江川、西本、定岡、原、中畑、篠塚などを、
第二次政権では斎藤、槇原、桑田、岡崎、駒田、川相などを擁し、
バランスの取れたチーム編成で「強い巨人」を作り上げました。


↓↓↓さらに詳しい氏の紹介はこちら↓↓↓
「藤田元司」フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)


おいらの年齢では、第一次長嶋政権以前は記憶になく、巨人ファンだったおいら
(今は元ファン)の巨人ファン歴は、今思えば藤田政権とともに始まったことになります。

藤田−王−藤田−長嶋−原−堀内−原(現監督)と続く記憶にある巨人監督の、
いや、リアルタイムで記憶にあるプロ野球監督の中で、断トツ一番だと思っています。

原現監督や、先日亡くなってしまった元近鉄・前オリックス監督の仰木さんと同様に、
選手の長所を褒め、人情味あふれる采配は時に「藤田マジック」と呼ばれたことも。

「3連敗4連勝」の逆転劇を演じた巨人−近鉄の日本シリーズの最終戦で、
引退が決定していた中畑選手を代打に出し、それにホームランで応えたのは、
藤田マジックの象徴かもしれません。

書こうと思えばいくらでも書けるんですが、長くなってもいけないので…もう十分長いか。

それにしても、12月に仰木さんが亡くなり、1月には元中日・横浜・日本ハム監督の
近藤貞雄さん
が亡くなり、そして藤田さん

「野球界の良心」と言えるような人が次々亡くなって、悲しい限りです。

謹んでご冥福をお祈りいたします。


2)「学力低下」を憂えて…
小・中学校で、国語・算数(数学)・理科の授業数を増やすとか。


「小中で「国数理」授業増、学力低下受け…中教審部会」(讀賣新聞)


国語の授業時間増には、諸手を挙げて賛成します。
おいらもそうですが、日本語が不自由な日本人が多すぎます。
数学も理科も社会も、その前段階として日本語が出来ないとダメです。
国語は全ての学力向上の礎になりますので、是非増やしてほしいです。

しかし、数学・理科の増加には、やや疑問を感じます。
どのレベルの授業を増やすかによって、おいらの判断は全く変わってきます。
専門的な面が増えたのでは、基礎的な面(入口)から苦手・嫌いな子にとっては
その後の教育が苦痛にしかなりません。


また、国語と違い、学校教育が終われば足し算・引き算・九九くらいしか使わない、
と言う人も沢山いると思います。


専門的知識は高校・大学になってからでも遅くないでしょう。
高校でも専門科はあるでしょうし、大学は言わずもがな。

義務教育では、授業時間はそのままに、基礎的内容に重点を置いて、
また数学・理科に興味を持ってもらえるような内容にすべきだと思います。

また、今の学力低下は「受験力低下」と同義ではないか?とも思います。
「大学全入時代」とも呼ばれる現在、日本の大学は「入りにくく出やすい」。
これを逆にして、さらに大学の授業を魅力的にして、
学生の目を学業に向かせるだけで、学力はいくらでも向上すると思うんですが…。

高卒のおいらが言っても説得力ないか…。


3)身の回り
明日は、チビの墓参りに行ってきます。

12月になくして以来、初です。

記事はこちら → 「ヨボ犬…あきませんでした…」

まあ、家族揃って連休って事がなかなかないので、たまには行ってやらないとね。

…あとは記事投稿という段階になってPCがフリーズしてしまい、二度目の記事作成。
かなり短くなってしまいました(これでもかい!)

ではでは
posted by いなちゃん at 20:02 | 香川 ☀ | Comment(4) | TrackBack(6) | 今日の私感2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
元巨人の監督でリーグ優勝4回
(うち日本一2回)の名将、藤田元司
さんが昨日の夜に他界したそうです。
思えば、私が知ってる、ここ30年の
巨人の監督で「本当の意味」で名将と
いえるのは、藤田さんだけだったの
ではないかと思います。それだけに
本当に残念です…
http://www5f.biglobe.ne.jp/~syake-assi/
Posted by しゃけ at 2006年02月10日 22:26
しゃけさん、はじめまして。

まさにおっしゃるとおりで。真の名将でしたね。
Posted by いなちゃん at 2006年02月10日 23:24
元巨人の藤田監督の死は、ちょっとショックでした。
とてもダンディーな感じで、野球選手ぽくない所が素敵だったのに…。
ご冥福をお祈りします。
Posted by 黒豆きなこ at 2006年02月11日 01:25
黒豆きなこさん:
そうですねえ。紳士でしたからねえ。
去年、NHK教育で佐々木信也さんが彼を褒めちぎっていたことからも、
彼の人柄が伺えます。

四国島民と言うことで、他の選手や監督以上に親近感を持っていたんで、
よりショックが大きいです(最初に知ったのもNHKの
四国ローカルニュースのトップでやってたのをみて、でした)。
Posted by いなちゃん at 2006年02月11日 01:36
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