1)日本
長野県知事(嫌いなので名前書くのもいや)が、
子供の犯罪被害対策として「通学路などへのカメラ設置について協議を検討」と
発言した小坂憲次文部科学大臣を批判しました。
↓↓↓批判記事はこちら↓↓↓
「通学路のカメラ設置を批判 田中康夫長野県知事」(共同通信社−yahoo!ニュース)
↓↓↓文科相の発言記事はこちら↓↓↓
「通学路に防犯カメラを=警察との連携強化も−児童の安全確保で小坂文科相」
(時事通信社−yahoo!ニュース)
知事の出した対案は、警備員や警察官の増員…とほほ。
試しに長野県試算を逆算してみました。
・カメラ設置費…8億4千万円
・学校数…704校
・1校当たりカメラ設置数(根拠不明)…4基
8億4千万円/(704校×4基)≒29.9万円/1基
∴29.9万円×4基≒120万円/1校
一人当たりの担当が広範囲になることを考え、自治体数でも計算してみました。
長野県の自治体数…89市町村(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
∴8億4千万円/89自治体≒944万円
まさか1自治体1人とはいかないでしょうから、5人として、
944万円/5人≒189万円
いずれにせよ、まるまる実入りになるはずもありません。6割くらいですかね?
付属池田小事件でも分かるとおり、事件は時を選びません。
登下校時だけを監視するのではなく、少なくとも登校〜下校時の間は
警備担当職員を拘束しておかないといけなくなるでしょう。
このように大変かつ危険で、また警備していたにもかかわらず事件が起きた場合には、
叩かれる上に疑われるような仕事、とても割が合いませんね。
方向性はずれるかもしれませんが、ロンドンは監視カメラ都市。
プライバシー侵害との指摘も受けていますが、犯罪が減ったのも確かです。
↓↓↓詳細はこちら↓↓↓
「ロンドンの監視カメラ事情」
(防犯対策のヒントと体験談-セキュリティ情報.comより)
知事の言う、人海戦術がもっとも有効であることは認めますが、
それとともに理想論・机上論でしかないこともたしかでしょう。
通常管理はカメラを設置して学校単独、あるいは警備会社と共同で監視し、
登下校時にカメラと人海戦術を併用して安全性をあげることが必要でしょう。
「カメラだけ、人間だけではどちらも不足」などと意見するのなら分かりますが、
自己満足のために頭ごなしの批判をするというのは、いただけませんね。
2)世界
中国・李肇星外相が「日中関係悪化は一人の責任」とのたまいました。
↓↓↓記事はこちら↓↓↓
「「1人に責任」と非難=小泉首相の靖国参拝で中国外相」
(時事通信社−yahoo!ニュース)
外相の言う「一人」とは、当然純ちゃんのことですが、
真に責任を負うべきは、胡錦涛中国国家主席であり、ひいては
歪曲反日路線を作り上げた、江沢民前国家主席であるのは明らかです。
自分の政治成功のために朝鮮半島の2国を恫喝し、
その結果それまで以上に反日になった「特定アジア3国」ととらえて、
「日本以外のアジア諸国」とのたまう傍若無人さを発揮しています。
国家体制に関係なく、一人の人間として最低最悪です。
いい加減、日本も相手するのを止めないといけません。
昨日も書きましたが、相手するからつけあがるのです。
だいたい、日本に相手されなくて困るのはあちらさん。日本は何も困りません。
無駄に外貨を落としている日本企業を撤退させるなど、政治的にだけでなく
経済的にも痛手を負わせることが必要かもしれません。
撤退した日本企業は、津波被害で今なお困窮しているインドネシアなどに
振り替えれば対応可能でしょうし、今後中国よりも発展が望めるでしょう。
まともな外交が出来ない国を相手にすることなどありません!
3)身の回り
以前記事にした「ミキティ缶」に続いて二缶目を入手しました。
以前の記事はこちら→「250:参考人質疑ミキティ缶かなり調子悪い…」
…まだこのころはチビは生きてたんやな、としみじみ。本題に戻ります。
「ミキティ・愛子・朋ちゃん缶」
あまり缶コーヒーは買わないのですが、寄った自販コーナーにコカ・コーラしかなく、
また雪が舞う寒い天気のところにホット缶であったので、思わす買ってしまいました。
…いい訳が長い!
売り切れていることが多いそうですね。
五輪グッズマニアが多いのか、彼女たちのファンが多いのか、
ミーハーが多いのか、たまたま寒いから売り切れが多いのか…。
ファンかミーハーが多いんでしょうねえ…。
…やっと終わった。4度も打つとさすがに「しおしおのパア」です。
ではでは
今日の新聞だったか・・・、スクールバスの増便と。
だけどそれにしても家の前までではないので尚問題が残る・・・。
ある手記には、出来るだけ登下校の時間にはみなさん外にでましょう〜と言うのもありました・・・。
またこれも難しい・・・。
結局、バランスが取れてないんですよ。
スクールバスが家までこないと指摘するのは、
自宅外の我が子の管理を学校(=教育行政)に完全委託することになり、
我が子に対して無責任な気もしますし、
かといって通学時保護者総出論は、知事の発想と大差ない理想論、机上の話。
カメラなどの機械警備も必要だし、批判もある子供の要塞化もある程度必要。
当然人海戦術も必要だし、行政で考えることも必要。
学校も考えればいけないし、保護者も考えないといけないし、
直接学校に関係ない地域住民の方も協力することが必要。
すべてに求められるのは「バランス」。
ところが、どこの事件後の対応を見ても、
学校関係者+教育行政+警察だけで片づけようとしているように見える。
それじゃダメでしょう。
派手にやるのは一時的には効果を上げても、
守る側が疲弊してくれば、いずれ尻すぼみになってしまいます。
それよりは子供を取り巻く全ての環境が自然体でまとまって、
いつの間にか子供が守られているようにしないと。
スクールバスや子供の要塞化はシートベルトとエアバッグの関係と同じで、
補助的要素として存在すればいいんです。
…昔は地域がしっかりしてたから、自然と出来てたんですけどね。
相変わらず実家からです。
下校時間に通学路を車の運転して通ったら、大勢の子供をまるで遠足のように数名の先生が引率して集団下校をしていました。
家が固まってあるわけでもないし、低学年、高学年では下校時間も違うし、先生方も大変なことだと思いました。
保護者だって働いてるんだから、とても毎度毎度お迎えなんてできないし、じゃあ、地域ボランティアで御願いします。なんて訳にもいかないでしょうしね。
今から考えれば、小学生の頃、道草食って帰りが遅くなった時に、通学路沿いの民家のおじいさんに「道草しないで、早く家に帰って宿題しろ!!」なんて怒られたことがあったけど、これって最大の防災だったんだなあと、思う今日この頃です。
そうなんですよね。
頑固ジジイやうるさいオカンが辻々にいるのを子供が知ってたから、
子供の意識からすれば会いたくない人でも、いつの間にかつながっていたんです。
今の守り方って、そういった存在を真っ先に排除して、
子供の接触できる大人を学校関係者だけにしてから
「さあ、どうしよう」ってなってますよね。
これではいくらガードマンをつけようが、監視カメラをつけようが同じこと。
子供が地域を知らないんだから。
知ってる人がいるから、知らない人が分かる。
知ってる人がいなければ、友達のお母さんだって不審者ですからね。
やっぱり、地域連携は子供レベルでも必要です。